前回の続き・・その前に。
「心筋梗塞」について、
動脈硬化や血管内のプラークと呼ばれる
脂肪などの固まりが破れて血栓ができ、
冠動脈が完全に詰まって心筋に血液が
行かなくなった状態が心筋梗塞です。
発症から3日以内の心筋梗塞を
「急性心筋梗塞」と呼ぶそうです。
17年前に私が経験したのがこれで、
日曜日の夕方。朝から体調がおかしい状況
もなく、双子2人と妻と3人で市内の体育館
へ剣道の稽古に行くいつもの通りの日でした。
3月5日で、一か月後に京都である審査会
(剣道六段)を控え稽古に励んでいました。
この時の稽古ですが、めちゃくちゃ調子が良くて
立会をした七段の先生から
「調子いいなぁ~、今回は合格するぞ。」
と言っていただき、自分でも「いけるぞ」
と思いました。実は、高松と名古屋で不合格
となり、3度目の挑戦前でした。
ちなみに、全国審査で合格率は約12~3%の
難関なのです。
絶好調で稽古に励んでいて、次の先生への稽古
をお願いするために待っていた時です。
背中に痛みが・・、息をすると胸も苦しくなる
感じが。。。あ、これって前も経験あるな、
そうそう「肋間神経痛」だ。と、その時は
そう確信して、稽古を中止しました。その後、
痛みはあったものの、着替えて妻に、
「背中が痛いから、駐車場の車で休んどく」
と車のシートを倒して休みました。しかし、
痛みというか、胸を押されるような強烈な
苦しさと、生汗。。。やっとの思いで携帯を
取り出し、妻へ「ちょっと来て・・」
妻「どうしたん?」
私「ごめん、救急車呼んで・・」
妻「病院連れて行こうか?」
私「いや、これは違うやばい・・」
暫くして救急車で聖マリア病院へ搬送されま
した。病院について処置中に心肺停止して
蘇生するまでの記憶はないです。(当たり前!)
緊急のカテーテル手術にて生還。
GICU(集中治療室)に4日間。一般病棟で
16日の20日間で無事に帰宅できました。
前置きが長くなってしまいました。。
あ、剣道六段は1年休んで半年稽古して
3回目で無事に合格しました。
そして七段は、初回で合格しました。
で、前回の検査結果ですが・・・
「冠動脈の狭窄が85%あります。再検査後、
手術をおすすめします。」
「マジか・・・!」その3
症状無いし・・どうして? WHY?!
先生も、「これだけ細くなってて症状が無い
のは、不思議・・。糖尿病があると症状が出にく
い場合もあるけど、あなたは無いし。以前の
心筋梗塞にダメージがあると血管が細くなる
場合があるけど、あなたの場合は心筋梗塞後の
跡すら無い。どうしてか不思議ですね~。」
ですって。
そこで次回、運動をして心臓の血流を調べる検査
をして判断しましょう。という事になりました。
ただ、結果がどうであれ血管が細くなっているのは
間違いないので別日での手術になりそうです。
そうなったら、またこのブログでご報告させていた
だきます。皆様も、どうぞ健康検診はお忘れなく。
ちなみに、心筋梗塞の痛みって経験した人しか
わからないと思いますが、ある本に
「象に胸を踏まれた様な痛み」って書いてあり
ました。
確かに・・・ただ、踏まれたことないので
わかりませんが・・・。
最後まで読んでいただきありがとう
ございました。